本作は女性ドライバーとして史上初めてインディ500に出場したジャネット・ガスリーの物語。
モータースポーツはタフな男の世界。中でもインディ500は唯一無二のレースと考えられていた。1977年5月、この長く続く伝統に挑む者が現れ、記録は突破され、インディは永遠にその姿を変えた。数学教師からドライバーとなったトム・スニーバは初めて時速322キロを突破。生きる伝説A.J.フォイトが前人未踏の4度目のボルグワーナー・トロフィーを獲得。そして予選最終日、あざけりや嫌がらせ、疑念をよそに、ジャネット・ガスリーが女性ドライバーとして史上初めて、決勝のグリッド獲得に挑んだのだ。