1980年に発生したセント・ヘレンズ山の噴火は、アメリカ史上かつてない甚大な被害をもたらした。生存者の証言と希少な映像をまじえて、大噴火を引き起こした地殻の大変動を明らかにする。
40年前の1980年5月18日に発生したセント・ヘレンズ山の大噴火は、アメリカ史上かつてない甚大な被害をもたらした。目撃証言と希少な映像をまじえて、火山噴火の最初の瞬間から上空19キロメートルに達する噴煙、山からなだれ落ち、何もかもをのみこんだ土石流まで、大災害をその発生から段階的に明らかにする。